「痩せたいけど、お酒が大好きで辞められない」
「ぽっこりお腹が気になる、、、」
「健康診断の結果が悪かった」
といった悩みを持たれている方は多いですよね。
お酒だけが太ってしまったり、ダイエットが上手くいかない絶対的な原因ではありません。 お酒を飲みながら健康や体型を維持している方もいらっしゃいます。
今回はダイエット中の上手なお酒との付き合い方について解説します。
お酒=太るという訳ではない
お酒の成分は主にアルコールと糖質です。糖質はご飯や砂糖類に含まれる炭水化物で1gあたり4kcalあります。一方で、アルコールに含まれるカロリーは1gあたり7kcalと高めです。 例えば、ビールにはどのくらいのアルコールが含まれているのでしょうか。
アルコールの比重は0.8g/mlで、多くのビールはアルコール度数が約5%です。これに基づいて計算をすると、500mlのビールを飲むと約20gのアルコールを摂取することになります。 ビールには糖質も含まれているので、それを含めると1本で約200kcal程度になります。 身近にある200kcalの物といえば、コンビニのおにぎりや食パン1枚程度なので、適量のお酒であればそれ程太る訳ではありません。
ただし、お酒が好きな人は1回にビールを2、3本飲んだり、日本酒や焼酎などアルコール度数の高いお酒を好んで飲まれるので、お酒から摂取するカロリーが高くなりがちなので注意が必要です。
上手なお酒の選び方
お酒にも色々な種類があり、上手な選び方をする事でダイエットとの両立も可能です。
お酒のカロリーは糖質の量とアルコール含有率で決まるので、上手なお酒の選び方はこの2つが少なく、カロリーが低い物を選択する事です。 その点では、焼酎やウイスキーなどの蒸溜所は糖質が含まれていないのでオススメです。 これらはアルコール度数の高いお酒ですが、何かと割って飲めばアルコールの摂取量も少なくなります。ハイボールは特にオススメです。 逆に甘い系のカクテルなどは糖質が多く含まれているのでカロリーが非常に高く注意が必要です。
体重の増減に関係しているのはお酒と一緒に何を食べるか
お酒を飲んでる時は、味の濃い物や、揚げ物が食べたくなりますよね。 更に、アルコールには食欲を増進させる効果があるので、カロリーの高いものを沢山食べてしまったり、締めのラーメンまで食べてしまうと、1日分のカロリーをあっという間に摂取してしまう事になります。
アルコール自体のカロリーも高いのですが、どちらかと言うと、お酒を飲みながらどんな物を食べるかという事も体重の増減には大きく関わっています。
お酒と一緒に食べるオススメ
- 枝豆
- 豆腐
- 刺身
- 焼き鳥
- 焼肉(ロース、ハラミ、レバーなど脂少なめの物)
一部の蒸留酒を除けば、お酒には糖質も含まれているので、ご飯や麺系の物では無く、肉や魚などのたんぱく質系の物がオススメです。脂の少ない部位をヘルシーな調理法で食べられる料理が良いでしょう。
ぽっこりお腹や健康診断で引っ掛かる項目もお酒の飲み方で次第で改善できる⁈
30〜40代の男性に多い悩みの1つが「ぽっこりお腹」です。 体重はそんなに重くないのにお腹が出てしまうという悩みです。
この主な原因は内臓脂肪です。 脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪があり、アルコールは特に内臓脂肪として蓄積されやすい物質です。
他にも血圧や尿酸値など、30〜40代が健康診断で引っ掛かり易い項目の主な原因はお酒の飲み過ぎです。 これらの問題を解決する為には、お酒を飲む量を控えるのは勿論ですが、お酒の選び方や食べる物を改善することも効果的です。
まとめ
ダイエットの鉄則は摂取カロリーが消費カロリーより多くならない事です。
自分に最適な摂取カロリーを把握した上で、お酒を飲む量や食べる物を上手く選ぶ事が重要です。
アルコールには飲み過ぎると筋肉を分解する作用があるので、トレーニングをする方であれば飲まないのが1番良い事ですが、今回はお酒が好きな方に向けた内容なので、お酒も飲みながらダイエットする方法について説明しました。
ジムの会員さんには、飲みながらダイエットを成功された方もいらっしゃいますので、お酒が好きだけどダイエットも挑戦したいという方は是非カウンセリングにお越し下さい。
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