ダイエットを成功される為に最も大切な事は運動と食事に取り組むことですが、
それ以外にもダイエットの難易度を下げ、減量を効率化できる要素があります。
それは「腸内環境」です。
腸内環境が悪いと、トレーニングや食事を頑張っていて痩せ難く中々成果が現れません。
腸内環境を改善することでダイエットも捗り、太りづらい体質を手に入れる事ができます。
腸内環境を整えることは、ダイエット以外にも美容や健康において様々なメリットがあります。
今回は腸内環境を改善する方法について説明します。
腸内環境がダイエットに重要な話
食べた物を消化して栄養を吸収し、不要な物は排出するのが腸の役割です。
腸内環境が整っている場合、身体にとって必要な栄養だけを吸収して、老廃物は体内に残らないようになります。
痩せる為には脂肪を燃焼する為にエネルギー代謝を高い状態であることが理想です。これにはビタミンやミネラルなどの栄養素を充分に吸収し、体内で利用することで可能になります。
また、睡眠の質に関わる「メラトニン」というホルモンは、腸内細菌がアミノ酸から作る物質「セロトニン」が原料となっています。
睡眠の質が良いと「成長ホルモン」が分泌されますが、このホルモンにはダイエットや美容に非常に有効です。
- 脂肪燃焼
- 筋肉や骨の強化
- 髪、皮膚の再生
これらの作用があります。幾つか難しいホルモンの名前が登場しましたが、要するに腸内環境を整えるとダイエットが成功しやすくなる。ということです。
逆に、腸内環境が悪いと必要な栄養が吸収しにくく、老廃物を溜め込みやすい体質ということです。
便秘や下痢は、腸内環境が悪いサインです。
代謝は低く、老廃物が排出されない為に浮腫みや肌有れに悩まされる事になってしまいます。
また、腸内には免疫細胞が集まる器官があるので、腸内環境が悪いと免疫細胞の機能が落ち、体調を崩しやすくなってしまいます。
腸内環境を良くするために
良い腸内細菌の定義
そもそも、良い腸内環境とはどんな状態のことを言うのでしょうか。
簡単に説明すると腸内の細菌のバランスが良い状態のことを言います。
大きく3種類の細菌があり、それぞれの働きがあります。
善玉菌
→ビタミンの合成や消化吸収の促進
・乳酸菌、ビフィズス菌
悪玉菌
→腸内腐敗、ガス発生
・ブドウ菌、ウェルシュ菌
日和見金
→健康時には活動しない
・連鎖球菌
腸内環境を悪化させ易い原因
下記の項目は腸内細菌を悪化させる原因となるものです。
先ずは悪い習慣を排除することから取り組んでみましょう。
- 脂身の多い肉を良く食べる
- お菓子を良く食べる
- 加工食品を良く食べる
- 小麦を良く食べる
- 睡眠時間が短い
お肉は脂身の少ない赤身を選ぶようにすると良いです。
お菓子と加工食品については添加物が多いことが原因です。
小麦については、小麦に含まれるグルテンは腸の粘膜に炎症を引き起こし、便秘や下痢の原因となります。
これは体質により個人差がありますが、筆者はグルテンの影響を受けやすくピザやラーメンを食べると高確率で腹痛でお腹を壊します。
パンや麺を好んで食べる方は米粉をしようした物を選ぶようにすると良いです。
現代の食生活では添加物を完全に排除することは難しいですが、知識として知っておくと、自然と食べ過ぎ無い様にはなるでしょう。
睡眠については後述します。
腸内環境を改善する方法
1.食事
発酵食品がおススメです。善玉菌を摂取することが出来るので腸内細菌のバランスを整える事が出来ます。
また、食物繊維も善玉菌のエサになり、便通の改善にも効果があります。
- ヨーグルト
- キムチ
- 納豆
- 麹
- 味噌
- 海藻
- キノコ類
これらを意識的に摂取するようにしてみましょう。
善玉菌にも色々な種類がありますので、決まったものを一つ食べるよりも、色々な食材を食べる事をお勧めします。
2.睡眠
腸と脳は互いに影響しあう関係で、「脳腸相関」という言葉もあります。
緊張するとお腹が痛くなるのはこの脳腸相関に因るものです。
睡眠不足は肉体的なストレスとなり、これは腸内環境の悪化にも影響します。
1日最低でも6時間以上の睡眠は確保し、どうしても時間が確保できない場合は睡眠の質を上げるような工夫をしてみましょう。
まとめ
腸内環境と整えると痩せやすくなり、ダイエットの成果も現れやすくなります。
更に美容や免疫機能も向上し、健康に関する様々な面でメリットがあります。
先ずは腸内環境が悪くなる習慣を見直してみて、徐々に腸内環境の改善に取り組んでみましょう。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 腸内環境が良いと痩せやすい体質になりダイエットに有利です。 腸内環境とダイエットの関係についてはこちらも参考にしてみて下さい。 https://4fgym.com/column/diet-instestinalenvironment/ […]