皆さん、「なぜむくみが起きるのか?」「どうすればむくみが解消できるのか?」
このような悩みを持ったことありませんか?
体がむくんでしまうと、、、、、
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- 「脚が太くみえてしまう」
- 「脚がだるくて重い」
- 「顔がパンパンに腫れて気になる」
など、気持ちが沈むような悩みが増えてしまいます。
今回はそんなむくみの原因と改善方法についてご紹介します。
⚫️むくみとは何なのか?
むくみとは?
むくみとは簡単に言うと、「皮下組織(皮膚の下)に水分が溜まった状態のこと」です。
人間の体の中を詳しく見てみると・・・
細胞があり、血管が通っており、その間に間質(臓器の表面のすぐ下にある結合組織)があります。このような形で人間の体の中は区分されています。
そして、細胞には細胞内液、血液には血漿、間質には間質液という液体で満たされています。
この間質液が異常に溜まる➡これがむくみと言われます
なぜむくみが起きるのか?
次に、「なぜむくみが起きるのか?」=「なぜ間質液が溜まるのか?」を説明していきます。
まず、間質液とは血管から染み出した血漿などの成分から構成されています。
また、血漿が過剰に染み出さないよう、血管に水分を抑え込む圧力が加わります。
そして、余分な間質液や不要物などはリンパ管で回収されて再度、血管に戻る性質があります。
これが間質液の正常な状態の働きとなっています。
つまり・・・
- 血漿が過剰に染み出してしまう
- 血管に水分を抑え込む力が弱くなってしまう
- リンパ管への吸収が阻害されてしまう
これらが起きると、間質液が過剰に溜まりこみ「むくみ」に繋がるのです!
なぜ、これらが引き起こされてしまうのか?
1番分かりやすいのは、「水分をたくさん摂ること」です!
水分をたくさん摂れば・・・
●血管内の水分が多くなることで溢れ出す
●血管内の水分が増えすぎたことで、水分を抑え込めなくなった
という状況になり、間質液が溜まりこみます!
次に、「塩分を摂り過ぎた時」です。
塩分を過剰に摂った際、間質液に塩分が充満している状態になります。
すると・・・
●塩分濃度を薄くしようと水分が間質液に流れ込む
これにより、間質液が結果的にたくさん溜まった状態になります。
どうですか?むくみとは何か?なぜむくみが起きるのか?
理解できましたでしょうか!次は、むくみの改善方法について説明します!
⚫️むくみの適切な改善方法
▪️筋トレ
筋トレは筋肉の伸び縮みの動作中で負荷がかかります!
伸ばす局面で重量が加わることで、ストレッチよりもさらに伸びが加わることになります。
無理矢理引き伸ばされるようなイメージです。
筋肉の伸び縮みにより、筋肉に柔らかさやしなやかさが生まれ、日常生活で血流が滞ることがなくなりやすくなります。
筋肉が硬いと血管を締め付けている状態のため、血管を広げようと水分で押し出そうし、水分量を増やそうと働いてしまいます。
筋肉の緊張を解いてあげることで、血管にストレスがなくなり、スムーズに血流が流れてくれます。
細いストレーから太いストローに変える感じをイメージしてもらうとわかりやすいです!
→血流がたくさん流れ込む→水も多く運搬される→細胞液と水分の関係性が良好に!
▪️湯船に浸かる
体を温めることにより、リンパが刺激されて血流増進を促進させてくれます!
血流の循環が良くなることにより、体内に水分が溜まりにくくなり、体の中で水分が常に循環している状況を作り出すことが出来ます。
そして、リンパ管への刺激により、リンパ管の不純物質の回収作用が高まり、むくみが起きにくい状態になります。
そして、単純なことで体内の水分が抜けることで、一時的なむくみを解消させることもできます!
▪️ストレッチ
ストレッチは筋トレと似たような内容です。
柔軟性のない硬い筋肉は、意図せずとも常に力が入ってしまいます。(ふくらはぎが常に張るなど)
そのため、ストレッチをして筋肉をしっかりと伸ばすことにより、筋肉の過緊張がとれて血管の圧迫がなくなります。
血管の圧迫が無くなることで、水分が一気に血管内に流れ込み、むくみが解消されます。
また、ストレッチさせた部位に血液がしっかりと流れ込むことで、たまった間質液が血管内の水分に行き届くことで、血流の循環がスムーズになるパターンもあります!
▪️姿勢の改善
姿勢に不良があれば、ある筋肉に常に無駄な力が入っていて、常に筋肉を酷使してしまいます。
立ち仕事やデスクワークなどが該当します。
これは、筋肉にぎゅぎゅっと力が入ることで、血管を押さえつけてしまう。
筋肉に柔らかさやしなやかさが無いため、筋肉をしっかりと動かして水分を体へと循環させることが出来なくなります。
そして、一時的にむくみを改善したとしても、姿勢が変わっていないのでまた直ぐにむくみやすくなってしまいます。
姿勢を改善して、筋肉に負担がかからない状況を作ることができると、
筋肉を動きの精度や力に利用でき、水分をしっかりと心臓や全身に送り出すポンプの働きを発揮してくれるようになります!
▪️塩分と水分のバランスを考える
水分と塩分はバランスの良い状態を好みます!
そのため、塩分を取り過ぎると塩分濃度を薄くさせようと体内での水分量を多くさせて、水分を取らなさすぎると水分が身体から減らないように、体の中に水分を溜め込もうとします。
このように、人間は常に一定のバランスを取ろうとします。
そのため、水分と塩分の摂取をバランス良く行いましょう!
どちらか一つを過剰に摂取したり、まったく摂取しないという極端な行動はむくみに繋がります!
⚫️まとめ
・むくみとは皮膚の下に水分が溜まった状態のこと。
・人間の体は、細胞内液、血漿、間質液に区分されており、間質液が過剰に溜まった状態のことをむくみという。
・血漿が過剰に染み出してしまう
血管に水分を抑え込む力が弱くなってしまう
リンパ管への吸収が阻害されてしまう
これらが引き起こされると、むくみに繋がる。
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